相続開始（死亡）後に、亡くなった人に関するもので、いろいろなものが振り込まれたり、引き落とされたり、請求があったりします。多くのものは、相続税の計算に影響します。しっかり資料は、残しておきましょう。

新聞報道ですが、相続税・贈与税の一体課税への見直し、贈与税の基礎控除１１０万円廃止、贈与に対する累積課税制度への見直しの令和４年度での改正は、なさそうです。

富裕層、超富裕層の持っている資産を把握することに相続税等課税漏れを無くそうとしています。把握するために税制改正がありそうです。

相続税は、小規模宅地等の特例の適用が大きく左右します。時系列的な改正もしっかり押さえ確実に適用を受けられるよう確認していきましょう。

超高齢化少子化社会ということは、相続発生がどんどん先に延び、子である相続人が年老い、相続人が少ない社会になること。

実際に相続が発生した方からの問い合わせで、多いのが、何をどうしたらいいのかがわからない人が多いようです。本屋さんで読みやすい相続関係の本を一冊購入して読んでみてから相談すると会話が噛みあうと思います。相続税？登記？名義変更？解約？社会保険一般？

今年も今日で師走に入りました。この１年間、相続税の申告も何件かお手伝いさせて頂きました。税理士の所に依頼が来る仕事ですから、遺産分割で揉めている争族案件は、ありません。分けて頂くという心構えで、爽族税の申告を望みます。

相続税の税務調査　３０

毎年発表される路線価、３年毎の固定資産税評価額の見直し、上下する金融商品、税制改正等がありますから、最低１年１回は、相続税を計算したり、考査してみましょう。

相続税の税務調査　２９

相続税が気になる方、相続税の納税、申告後の税務調査等気になる方は、相談に来られています。どなたかが切り出していきましょう。

相続税の税務調査　２８

相続税の申告期限までに遺産分割が決まらなかった場合には、必ず「申告期限後３年以内の分割見込書」を提出しましょう。特例が受けられなくなります。