今月より民法の相続編第一章総則を見ていきます。(相続開始の原因)「民法第882条 相続は、死亡によって開始する。」特に説明するところは、ありません。
相続人は、相続開始前にいろいろな事をとにかく聞いておきましょう。遺産分割、相続税の申告に役立つはずです。
過去の通帳をお持ちの場合、100万円以上の引き出しについては、引き出し理由、使途等をメモしておきましょう。
生前に不要な預貯金口座、証券取引口座は、解約して知りしておきましょう。終活、断捨離に該当するのでしょうか?
相続発生前に土地、借地権、貸宅地等は、測量、隣地との関係を明確にしておきましょう。権利関係等いきさつをメモに残しておきましょう。
士業の相続関連の業際(役割)も確認してみて下さい。弁護士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、社会保険労務士、税理士等
遺言、相続放棄、遺産分割協議、家庭裁判所、家族信託、成年後見制度、遺産分割調停、相続登記、相続財産の名義変更等もインターネットで検索してみましょう。
読みやすいと思った相続をテーマとした本又は相続税をテーマにした本を一冊熟読して頂くとかなり理解が出来ると思います。または、相続関連をインターネットで検索してみて下さい。
各種税金の納付書を残したり、固定資産税の課税明細書等があると相続発生後非常に助かります。
生前に預貯金を100万円以上引き出して、何か購入又は支払をした場合には、死亡後のトラブルに備えてメモ書き等を添えて、取引の証拠を残しておきましょう。