昨日、東京税理士協同組合の研修に参加して来ました。相続税の申告について、学んで来た事をご報告いたします。被相続人しか知らないことでも、全力を尽くして解明する点、徹底した会話により、依頼者との信頼関係の構築をしていることに気づかされました。相続税の申告の受注から提出まで、しっかりスケジュール表を作って、所内で、確認を取りながら物事に当っていくことなどが紹介された。一番勉強になったのは、亡くなられた方、その家族の方の相続開始日の預金残高の説明のため、相続発生前10年間のキャッシュフロー(現金収支表)を作成しているようです。これらの基本は、依頼者の不安を取り除くことと適正な申告にあると思います。とかく税理士(私も含めてですが)は、財産評価、特例の適用とか税法の解釈を中心に考えがち、税理士法第1条の指名を忘れてはいけない研修でした。今仲先生、研修の運営にご尽力頂いた東京税理士協同組合、日税グループの方に感謝申し上げます。とても参考になりました。