相続税の申告のしかた（税務署）をよく読むとシリーズ

相続税がかかる財産のあらましに記載されているイラストにご注目

税務署員のような方が、吹き出しから「これらも相続財産ですよ」と注意を促し、イラストには、高価な収集品、商品券、名画、骨董品が描かれています。

相続税の申告のしかた（税務署）をよく読むとシリーズ

Ｑ＆Ａ　私は、相続税の申告書の提出が必要ですか？

問）父死亡で、相続人は、母と姉と私の３人、相続税がかかる財産は、６，０００万円、債務・葬式費用が１，０００万円、３人で、遺産分割協議して、全て母が承継した場合

答）基礎控除４，８００万円を超えるので、財産を取得する母は、相続税の申告が必要です。

相続税の申告のしかた（税務署）をよく読むとシリーズ

相続や遺贈によって財産を取得した人は、相続税の申告書にマイナンバーを記載します。本人確認の書類の写しを添付します。

統計にみる相続税

令和元年度の相続税の申告の税理士による書面の添付割合は、他の税目より断然高く２１．５％でした。

統計にみる相続税

令和元年度の相続税の申告書の税理士の関与割合は、８５．７％でした。残りの１４．３％は、自力でしょうか？

統計にみる相続税

国税庁実績報告書を見ると路線価等の評定には、①標準値の適正な配置②地価情報や都市計画の変更情報の的確な収集③固定資産税評価の的確な収集④地価変動の著しい地域等への綿密な現地踏査の実施⑤精通者等の情報交換等により精度の高い意見価格等の収集が行われています。

統計にみる相続税

相続税の電子申告は、他の税から比べると割合は、低いです。令和２年事務年度は、件数は、２０，８２４件で、総件数の１５．４％となっています。国税庁より税理士にもっと電子申告にご協力とＤＭが届きました。

統計にみる相続税

相続財産の種類別を見ると士業が見えてきます。争族・遺留分・遺産分割協議等で弁護士、不動産登記・商業登記関係で司法書士、相続手続等で行政書士、不動産の鑑定等で不動産鑑定士、相続税申告業務で税理士です。

統計にみる相続税

葬式費用がゼロ申告の方が５９８人いました。葬式費用の資料を集めるのが面倒又は廃棄？葬式費用が相続財産から控除できる事を不知？もしかしたら居るかも知れません。

統計にみる相続税

相続財産の種類別を見ると営業が見えてきます。土地・家屋等は、不動産系の会社・信託銀行、事業用財産は、販売先、有価証券は、証券会社等の金融機関、預貯金等は、銀行等の金融機関、生命保険・退職手当金は、生命保険会社等の金融機関及び代理店、その他事業・日常の生活等で損害保険会社等の金融機関及び代理店等です。