所得税の確定申告書第二表の中段から下段の本人に関する事項及び配偶者や親族に関する事項も一つ一つ確認しながら記入して下さい。

変動・臨時所得金額の区分欄についても外国税額控除等と上手く説明できませんが、この欄の上にある平均課税対象金額の欄から勉強していきましょう。

外国税額控除等の区分欄は、国税庁の確定申告の手引の２８ページを参照してください。上手く説明出来ません。

住宅耐震改修特別控除等の区分欄には、住宅耐震改修特別控除の適用を受ける場合には、１を、住宅特定改修特別控除の適用を受ける場合には、２を、認定住宅新築等特別控除の適用を受ける場合には、３を、複数の控除を受ける場合には、４を記入します。

（特定増改築等）住宅借入金等特別控除の区分１の欄には、東日本大震災の被災者の方が、この適用を受ける場合で、適用期間の特例は、８を、重複適用の特例は、９を、住宅の再取得等の特例は、７を記入します。区分２の欄には、年末調整でこの控除を受けた金額を記入する場合には、１を記入します。

申告書Ｂの第１表の右側に移ります。上から４段目に空欄と区分欄があります。ここは、事業所得を有する方で、事業に関する特例で、税額控除を受ける場合には、空欄には、その特例名、区分欄には、１を記入します。

医療費控除の区分欄には、セルフメディケーション税制による医療費控除を受ける場合に、１と記入します。

扶養控除の区分欄には、扶養親族に国外居住扶養親族がおり、その国外居住親族の１人以上については、年末調整でこの適用を受けていない場合は、１を記入し、国外居住親族の全員について、この控除をの適用を受けている場合には、２を記入します。

配偶者（特別）控除の区分１の欄には、配偶者特別控除を受ける場合には、１を記入し、区分２の欄には、配偶者が国外居住親族でかつ年末調整において、この適用を受けている場合は、１を、受けていない場合は、２を記入します。

今日は、申告書の左側の下の寡婦・ひとり親控除の区分欄ですが、ひとり親控除を受ける場合には、１を記入します。