相続税税務調査　１２

被相続人以外の家族の固有財産が多い場合、その家族自身の収入に見合った財産形成がなされているか確認して下さい。被相続人の財産が一部形成されていませんか？

相続税税務調査　１１

被相続人に多額な借入金があった場合、借入に見合う被相続人の財産があるか必ずチェックしてください。何方か貸している場合もあるかもしれません。その場合は、貸付金という財産になります。

相続税税務調査　１０

死亡後４カ月以内に所得税の申告をしている場合、所得税の申告内容と相続税の申告財産の関連性を確認して下さい。例えば、所得税で減価償却資産の記載があり、相続税の申告につき、これらの財産が相続財産としての申告されているかどうか。

相続税税務調査　９

金融商品・投資商品には、多種多様なものがあります。相続税に申告の際には、申告漏れに気を付けましょう。

相続税税務調査　８

生前に不動産・有価証券を売却したり、退職金を受け取った場合、その後の相続開始され、預金残高がこれらの事由に反映されている残高になっていますか。多額な入金後から現時点の残高までの経過を説明できますか。

相続税税務調査　７

生前に契約された家屋の建替え、建築中になってしまった家屋、家屋の大規模修繕、リフォーム、家屋に付属する設備の購入に関する資料は、しっかり保存しておきましょう。

相続税税務調査　６

亡くなった後の入金・出金の動きは、必ずチェックしましょう。相続税の申告書に記載すべき債権又は債務があるかもしれません。

相続税税務調査　５

贈与又は受贈があった場合、当事者間であげた、もらったの意思がありますか。あげただけでは、贈与は、成立しません。もらった方は、何かに使用しましょう。

相続税税務調査　４

会社を経営されている方は、名義株に注意です。名義を配偶者、子供、役員、従業員にしているものは、ありませんか？名義通りに資金を拠出していますか？

相続税税務調査　３

過去に預金通帳の引き出しで多額なものは、ありませんか？あれば、その使い道を資料で残すなり、メモで残すなりしておきましょう。亡くなった後、相続人は、聞かれます。調査官に「何でこんな額を引出したのか？何に使ったのか分からない」という回答が多いです。使途が明らかでないとそのまま現金で持っているのではということになりかねません。